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昔、貯金通帳の残高が0円になっても幸せだった理由

 

こんにちは、自由人育成 ライフコーチのnori(@noriyukiyamada)です。

僕がまだ自由に生きる前のお話です。

何かを成したい、器の大きな人間になりたいと今から10年前、沖縄から東京に上京しました。

僕を待ち受けていたのは思っていたよりも厳しい社会、その中でもがき苦しみながらも、僕はあるものを手に入れることが出来ました。

ブラック企業だったのかも・・・

 

東京に上京した僕は、給料前日には貯金残高が0円なる生活を送っていました。

無駄遣いをしている訳でも、借金をしている訳でもなく、週6で朝6時から夜中まで必死に働いていて、

移動費の節約のために片道40分の道のりを自転車で通勤していても貯金残高は、給料日前には0円になっていました。

今思うと、「ブラック企業」だったのかもしれません・・・(というか、絶対にそうでした。)

実際に働いている本人はわからないもので・・・。

この苦しさや辛さが社会人なんだという大きな勘違いをしたまま3年間、僕はその会社に勤めていました。

でも幸せじゃなかった訳ではありません。

今思い返しても、生活の水準は今のほうが高いけど、今と同じくらいその頃も心は幸せでした。あの過酷な状況が僕にたくさんのことを教えてくれました。

なぜ、お金がなくてもなぜ幸せだったのか

 

僕が勤めていたのは完全歩合制の営業職でした。

完全歩合というとは、その日一件も成約が取れなければ0円ということです。通勤に使った交通費が支給される訳でもなく、

営業先に行く交通費も支給されません。収入を得るどころか、1日の始まりが赤字スタートです。

逆に言えば、成約を取れば取るほど上限なくお金を稼げる状況でもありました。

「頑張れば頑張るほど収入が上がる」聞こえはいいですが、そんな簡単なものではないですよねw

最初の頃は、苦労しましたが徐々に営業スキルも上がり成約が取れるようになっていくと次は営業をしながら、新しく入った後輩に営業を教える仕事が増えます。

会社からはマネジメント料みたいなものは一銭も出ませんw

ただただ自分の働く時間を削れり、後輩に営業スキルやマインドを教えて後輩のために成約を譲ることもありました。

(自分の貯金残高が0円な状況でもです。)

このお話を聞くと「変なやつだな・・」と思われるかもしれませんがそういった行動をしていたのには理由があります!

 

この仕事が好きだった

 

単純に、この仕事が好きで情熱を持ってやっていました。お金の面をお話しすれば、間違いなくブラックの中のブラック企業だと思います。

ですが、営業の魅力に気づいてからはお金ではなく人として成長できることに喜びを感じることが出来ていました。

・売れない自分が売れるようになった時

・売れない時の自分の感情をコントロール出来た時

・お金がなくても後輩のために行動できる自分と出会えた時

・僕のマネジメントで後輩が成長していく姿を見れた時

・ありのままの自分を認めてくれるお客様と出会えた時

・「あなたから買いたいわ」と言われた時

ものやサービスを売る過程で、人から感謝され、応援され、深い喜びを得ることが出来てここでは書ききれないほど学びが自分を成長させてくれました。

お客様に喜ばれながら、ご褒美として経済的豊かさもいただき、

自己成長もできる営業という仕事の魅力を味わい尽くした3年間の武者修行ともいえる期間で僕はセールスについて大切なことを全て学ぶことが出来ました。

支えてくれたパートナー

 

無一文に近い僕を本当に心の底から支えてくれたパートナーが、今の僕の奥さんです。

給料日前には貯金残高が0円になる僕とよく付き合ってくれたな・・・と今でも思います。

東京で一緒に暮らし始めて、夜遅く帰ってくる僕を温かいご飯を準備して笑顔で迎えてくれる奥さんにどれだけ元気とパワーをもらったのかわかりません。

どんなにお金がないときでも、質素な生活をしていても二人で過ごす時間が本当に幸せでした。

東京で一緒に暮らすようになってから、彼女の心の支えのお陰で僕の成績は恐ろしく伸びました。

半年後には会社でトップになり、一年を待たずに全国ランキングでトップになることが出来ました。

僕が仕事でお金が稼げないとき、辛いとき、上手くいかないときでも僕を誰よりも信頼し、応援してくれました。

僕が「全国トップの成績」を出せたのは彼女のお陰です。

その時、僕は実感しました。

最高の人間関係を気づくことは物凄いパワーになることお金がなくてもこんなに幸せを感じられるパートナーと一緒に入れることが何より幸せだということです。

お金がなくても幸せだった

 

仕事に情熱を持って生きれたこと本当に最高なパートナーに支えてもらったことお金もなく、自由に使える時間もなかったけど僕の心は毎日満たされていました。

会社でトップの成績になるまで本当に給料日前には貯金残高が0円になっていましたが不思議といつも給料日前日に0円になるんですよねw

ちょうど使い切ってるみたいに・・・ポジティブに言えば、必要な分だけ手にしていたということです。

たぶんこの時が人生で一番貧乏でしたが、振り返ると今と変わらないくらい幸せだったんです。

この経験が「お金がなくても幸せになれる」という自信になりました。

・好きなことを情熱を持ってやること

・夢や目標を持つこと

・最高のパートナー(人間関係を築くこと)

幸せになるのに、お金は重要じゃないということを学びました。(あったら嬉しいけどねw)

まとめ

 

辛い状況の中で僕が手に入れた「あるもの」とはそれは「お金に囚われないマインド」です。

 

幸せになるために「お金」が絶対必要なのではなく必要な要素の一つでしかないこということを学ぶことが出来ました。

幸せな人生を歩むためには「お金」以外にも満たさないといけない要素があります。

「情熱を持てる好きなこと」「最高の人間関係」「自由に使える時間」

「感情のコントロール」「健康」などなど・・・

この全てを形作るのが「マインド(考え方)」と言われています。

僕はブラック企業にいたことで幸せになるために最も重要な「マインド」を養うことができました。

それが今でもずっと幸せな日々を暮らせている秘訣になっています♪